コラム

OCRの変換率と業務の省力化

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こんにちは、株式会社プロメーテです。
OCRソリューションについてお客様からご相談されることに「変換率」があります。
変換率はその名の通り、OCRにあたって紙や手書きのデータをどれくらい正確に認識出来るかという数値です。認識率とも呼ばれます。

変換率100%?

「100%でないと、また手間が出てしまいませんか?」

認識率や変換率が高くなければ、データにしても結局修正の手間が出てしまうのではないか?
OCRを検討される際にいちばん不安になるのは、この点ではないでしょうか。
OCR導入の最大のメリットは省力化ですから、この部分を心配されるのは当然です。

重要なのは「今の労力からどれくらい削減するか」

入力業務を100%移行することは現実的ではありませんし、100%の変換精度をOCRに求めることは逆に非効率的に働くでしょう。
前述したとおり、本当に重要なのはOCRを通した省力化であり、出来たデータを活用することです。
そのためにも、今手元にある紙のデータを通して、「何がしたいのか」「何を目的とするのか」を明確にし、現在の業務の流れを確認した上でどこをどのように省力化していくのかを考えていくことが重要です。

紙もデータも活用する

アンケートや問診票など、紙は非常にすぐれたツールであることに変わりはありません。誰でも使うことが出来、原本をそのまま保存していくことが出来ます。
それら紙の利便性を残したまま、データとしても活用していける業務バランスは一社様ごとに異なります。

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